『突撃!猫戦車隊』
作品名:『突撃!猫戦車隊』
製作:Juzo
部門:実写部門


太陽系から500光年の彼方にある、地球に瓜二つの惑星・・・
人類の探検隊が訪れた時、そこには、人間の子供くらいの背丈で、二足歩行をし
両手を器用に使う知性動物が住んでいた。ただその姿は、人類のように猿っぽく
はなく、どう見ても育ち過ぎた猫だった。
恐ろしく物覚えがよく、物真似ゴッコが本気になるというやっかいな特性を持っ
た彼等に、人類の文化を教える参考になればと第一次探検隊の隊員が与えた書籍
や映像資料の中に、かなりの数の小説やドラマが含まれていた事が、後々の珍事
件や事変の始まりだったのだ・・・。

「誰だ!彼等に博物館なみの時代物とはいえ戦車なんか売り付けたのは!」
「・・・例のスットコ星人武器商人ですよ。当然反対側にも売ったんでしょうね。
 逮捕されてふて腐れてますが」
「トカゲ連中にか!?」
「はぁ・・・」

大変だ・・・。悪夢だ。不法投棄同然の安値で売りまくられたポンコツとはいえ、
あんな物を使って戦争をされた日には、本当に死傷者が出かねない。
なんとか止めなければ。ああ、あんな嬉しそうな顔しやがって。どうせ、ナチ・
ドイツ軍に立ち向かう連合軍か、ソ連軍の侵攻から祖国を守るフィンランド軍の
つもりなんだろう。

「さすがにまずいと思ったのか、訓練用発煙弾しか売ってないらしいですが。小
 銃弾はゴム弾だそうです」
「発煙弾でも直撃くらったら無事じゃすまんだろう!」
「そ、そうですね」
「とにかく行くぞ!」

う、乗り物はこれしかないのか・・・なんだこれは?オートバイの前輪に後ろは
キャタピラ。耕運機か。

地球全権大使アレクサンダー・ヨネスケの苦労はまだまだ続くのであった・・・。



使用キット:ガチャポン・ゼンマイ戦車改造によるインティキ軽戦車
(たった200円で連結キャタピラ装備の可動戦車。ゼンマイ駆動で快走する傑
 作ガチャ商品なんですが、「タイガー1」など有名戦車を名乗るのはデフォル
 メとはいえムリがあるような・・・。やっぱ軽戦車でしょう、と思って改造し
 てみました。完全デッチアゲでモデルはありません。リベット表現にはタミヤ
 の光硬化パテを使ってみたり)
 猫(のつもり)は某キ○ィを削り倒して無理塗り。アタマのみ。

発泡スチロールの安直地面にペッと置いてパチッと撮った「だけ」なんですけどね。

水谷(Juzo)暢男
juzo_10_3@u09.itscom.net