災害派遣
テーマ 自由
作品名 災害派遣
製作  たれぱ
実車部門


(実際に本人に聞いた話をフィクションに置き換えました)

この日、私は、すこぶる機嫌が悪かった。通勤前、女房に「自衛隊辞めて」と言われ
たのだ。
海外派遣問題で不安らしい。
「自衛隊が無ければ誰が国を守るがね!!!!!」
通勤中の車の中、ムラムラとそう思ったその時、後ろから赤ランプが・・24Km/h
オーバー。
三尉に今月の休暇を取り消された。
「くそっ・・・ついてない。また女房にブツクサ始まるなあ・・・」
この日、私は、へこみっぱなしで帰宅しようとしたその時・・・・・・少し地面がユ
サユサ揺れた。
「震度3!50キロ先のXX市郊外、震度6!全員出動態勢!!!」
脱いだ作業着を再び着て待機。身がしまる。「XX市で崩壊家屋多数!XX村が孤立
したもよう!ただちに偵察隊及び救援隊を派遣する!  出動!!!」
深夜に某市に到着。市民グランドには様々なクルマが集まってた。街に出て、後ろに
資材を積んだランクルを付いてこさせゆっくり歩く。
  「士長!あの瓦礫に人がいます!!」
早速救出開始!そこには私にキップを切った交機がいた。ちょっと気まずかったが、
そんなことはすぐぶっ飛んだ
「いくぞ!イチ・ニ・サン!!!!」
いつの間にか私は、その警官と手を組んで瓦礫の撤去を開始していた。
幸いそこの瓦礫の家族は、閉じ込められただけで怪我は無かった。
「いやいや良かった、ははは!!!」思わずその警官と目が合い笑顔になった。
そしてすぐ、お互い、次の現場の捜索を開始した・・・・・
1ヶ月後・・・様々な奇跡の救出、時には悲劇も抱いて帰宅する。
「おかえりなさい。ご苦労様でした」女房の見る目が違った。
〜 自衛隊が非難される時は、平和だという証拠だな。非難されても平和ならそれでい
いじゃないか 〜
そう私は思った。